食卓の味方!沖縄発のカンタン野菜料理「にんじんしりしり」は、主婦なら知らなきゃ損!

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にんじんしりしり、知っていますか?発祥の沖縄では大人から子どもまで、知らない人はいない定番の郷土料理です。作り方は、にんじんを千切りにして、卵と一緒に炒めるだけと、超シンプル。「しりしり」という不思議な名前は、沖縄の方言で「すりおろす」「スライスする」といった意味を持っています。

沖縄料理というと、ゴーヤチャンプルや沖縄そば、ラフテーなど有名なものが数多くありますが、にんじんしりしりは、どちらかというと家庭料理。飲食店ではあまり見かけないため、旅行などで何度も沖縄を訪れていても、知らない人はいるかもしれません。

ですが、手軽に作れて美味しいこの一皿は、沖縄でなくても食卓の心強い味方になってくれます。主婦なら知らなきゃ損!なのです。

使い勝手がよくてたくさん買ってしまうにんじん。大量に余ったら……

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野菜サラダはもちろん、カレーやきんぴらなど、にんじんはいろいろな料理に使える便利な野菜です。鮮やかなオレンジ色は食卓に彩りを加えてくれます。しかし、にんじんを大量消費する料理は意外と少なく、「名脇役だけど、なかなか主役になれない」。そんな存在かもしれません。

スーパーに買い物に行った時、「余ったら何かに使えばいいし……」と、ついつい多めに買ってしまいがち。そもそも2〜3本をセットにして売っていたり、セールで安くなっていたりすることが多いと思います。

比較的長く保存できる野菜ですが、うまく保存しないと、日に日に表面がシワシワになり、色が黒ずんできます。変色した部分を切り落とせば食べられますが、当然美味しさは落ちてしまいます。シワシワの部分が多かったり、全体的に柔らかくなったりしたら、食べるのは避けたほうがいいかもしれません。

にんじんを一度にたくさん食べられて、美味しい。にんじんしりしりは最強の時短レシピ

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にんじんが大量に余った時こそ、にんじんしりしりの出番です。とにかく、これ以上ないぐらい簡単に作れるのが魅力。必要なものは、にんじんの他に卵と油と塩があれば十分。塩だけの味付けでも、にんじんの本来の甘さが引き立ち、とてもおいしくできるのです。

にんじんに大量に含まれるベータカロテンは油と一緒に調理すると、その吸収率がアップするので、にんじんの栄養を生かす意味でも非常に理にかなっているのです。

簡単だからこそ、アレンジも無数!保存容器や保存用袋に入れて冷蔵庫に置いておけば約3〜5日間保存できます。余ったにんじんをとりあえずすりおろして保存しておいて、後からアレンジレシピを考えるのも楽しいかもしれません。

洋風にも和風にも!シンプルでも美味しいけど、アレンジレシピは無限大

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☆基本のにんじんしりしり

<材料>…2人分
にんじん…1/2本
卵…1個
サラダ油…適量
塩…少々

<作り方>
① にんじんを千切りまたはスライサーで細長くおろす(沖縄では「しりしりする」)。
② 油をひかずにフライパンで軽く炒めて、にんじんの水分を少し飛ばす
③ サラダ油を加えて中火にして炒め、塩をふる
④ にんじんをフライパンの上でひとまとめにして、塩を少量加えた溶き卵をかける
⑤ 様子を見ながら、適度に固まったら裏返す
⑥ 崩しながら盛り付けて完成。

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☆洋風にアレンジ!
・バターで炒める
・具材に輪切りにしたウインナーを追加
・最後にオリーブオイルをかける

☆和風にアレンジ!
・具材に油揚げを追加
・醤油を加えて炒める
・最後にゴマをふる

☆カレー風味でおつまみにも!
・具材にツナ缶を追加
・塩、コショウ、醤油、カレー粉で味付け

他にも、ソーセージや豚ひき肉と合わせて炒めれば、にんじんが苦手な子どもにも食べやすくなるかもしれません。にんじんは細めにすると、より甘みを感じられるはずです。にんじんしりしりをすでに知っている人は、新しいアレンジに挑戦してみてください。まだ食べてない人は、手軽で美味しいにんじんしりしりを、ぜひお試しください。

(生野菜食堂実行委員会)

取材協力:おきレシ