大根は部位で味が違う!知れば大根料理がもっと美味しくなる

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日本人に最も親しまれている野菜の一つ「大根」。それぞれの家庭で、それぞれの料理法があるかと思います。しかし、意外と知られていないのが、部位ごとの味や特徴に違いがあるということ。

馴染みのある野菜だからこそ、その特徴をしっかりと把握し、部位を使い分けて調理できたら、日々食卓に並ぶ大根料理のレベルアップにつながること間違い無しです。もしかしたら、スーパーや八百屋での大根の選び方を見直すきっかけになるかもしれない、そんな大根の部位ごとの特徴をお教えします!

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捨てるなんてもったいない!「大根の葉」の豊富な栄養素

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では早速、大根の部位ごとの違いを見ていきましょう。

まずは、「大根料理を作ろう」と考える時、忘れがちな大根の葉の部分。実は白い“本体”の部分よりも、ビタミンやミネラルが多く含まれているのです!特に、体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンの量が豊富!ビタミンAには、抗酸化力や新陳代謝を高めて肌のターンオーバーを促す働きがあります。

ビタミンAを摂取するときに考えておきたいのが、ビタミンAが油と一緒に調理することで吸収率が高まる「脂溶性ビタミン」であるということ。その吸収率ですが、生で食べると10%程度、茹でることで約50%ほど。しかし、油で炒めることで80%まで吸収率が高まると言われています。

つまり、野菜炒めなどに大根の葉を加えるのがオススメです!

大根本体の上部。葉付近は辛味が少なく、サラダに最適!

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大根を生で食べたときに感じるあの独特の辛さ。それが好きな人もいるかもしれませんが、「辛味を抑えたい」というなら、葉に近い上部を使いましょう!実は、先端(下部)に向けて辛味が増すのが、大根の特徴。つまり、葉付近は最も甘さが強いのです。

生で食べるのに最も適しているのがこの部分。大根おろしにすれば、大根本来の甘さを感じられることでしょう。また、火を通さずに食べるという意味で、包丁でカットして大根サラダにするのも、この部位を美味しく食べる方法の一つです。

しかし、葉に近い分、「青臭さ」も残っています。気になる方は、調理時に軽く押すようにして水気を切る手順を加えることで、青臭さを取り除くことができます。

辛さも固さも程よい真ん中部分。どんな料理にも使えるバランス型

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ほどよく甘さと辛さのバランスを取れているのは、やはり真ん中部分。さらに「固すぎず柔らかすぎず」なので、どんな大根料理にも利用できます。

大根料理の王道でもある「大根のおでん」や「ブリ大根」は、まさにこの真ん中部分を使うのが最適!ほどよい柔らかさで、ダシの味をしっかりと吸い込み、青臭さや辛味といったクセを気にすることなく食べられます。生で食べるのなら、ピリっとした辛味をほんのり感じられる大根サラダを作ることができます。

強い辛味と繊維。そんな先端部分の効果的な使い道

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最後は大根の先端(下部)の特徴です。なんといっても「繊維が多く、最も辛味がある」のがこの部分。一見、扱いにくいと思われますが、柔らかくなるまでゆっくり煮ることで繊維をほぐし、味を引き出せるお味噌汁に最適です!繊維を生かすという意味では、漬物や酢の物にもするのも正しい使い方です。

また、焼き魚など脂っぽい食べ物には、この部分を使った大根おろしが相性抜群。魚の臭みを消し、さっぱりと食べられるようにすることができます!

部位ごとの特徴を知ればわかる。大根は、捨てるところがない万能野菜!

いかがでしたか?以外と知らない「大根の部位ごとの違い」を4つに分けて、それぞれの特徴と料理への活用法をご紹介しました!

正しく知れば、大根は捨てる部分のない野菜だということが見えてくるはず。今回ご紹介したことをヒントに、日々の食卓に並ぶ大根料理をワンランク上へと進化させてください!

(生野菜食堂実行委員会)